これからの季節、冷たい飲み物が美味しくなってきますよね。
健康・美容のために、今年は梅ジュースを飲んでみてはいかがですか?
市販でも簡単に手に入りますが、梅を買ってきて自家製梅ジュースも簡単に作れます。
そんな梅ジュースの驚くべき効能を紹介します。
梅ジュースが身体にもたらす効果
梅はアルカリ性の食品で、クエン酸をはじめ、リンゴ酸・カルシウム・鉄分といった有機酸類・ミネラル類を多く含んでいます。
そのため、毎日梅ジュースを飲むことは、次のような効果をもたらします。
① 疲労回復
クエン酸は疲労回復効果があることで知られており、スポーツドリンクにもよく配合されています。筋肉疲労予防効果もあります。
② 肥満防止
クエン酸は、脂肪・糖質の代謝を促進する効果があります。
身体のコレステロール蓄積を防ぐ役割をしてくれるので、ダイエット中でもオススメのジュースです。
③ 解毒作用・血液浄化作用
昔から梅は毒消し効果があるとして、病気予防や防腐剤に利用されてきました。
食中毒予防・水あたり予防の他に、血液中の毒素を排出する作用もあります。
④ 整腸作用
整腸・胃の働きサポートにも、クエン酸は欠かせません。
⑤ 美肌作用
クエン酸によって、細胞の新陳代謝が活発になるので、肌のハリ・ツヤが期待出来ます。
⑥ 高血圧防止
クエン酸・リンゴ酸などの梅に含まれる有機酸には、血圧を下げる効果があります。
自家製梅ジュースの注意点
そんな万能な梅ジュースですので、ご家庭で大量に作っておく人も多いでしょう。
そんな自家製梅ジュースを作る際、また保存する際に注意しなければならない3点を紹介します。
① 梅は1か月ほどで取り出し、冷蔵庫で保存しましょう
梅ジュースは、冷蔵庫など冷たい場所で、きちんと密閉した状態で保存すれば1年間ほど楽しめます。
ですが、中の梅自体はカビが生えたり腐ってしまったりするので、遅くとも1か月ほどで取り出しましょう。
また、湿度の多い場所もジュースが傷みやすくなるので要注意です。
② 泡が発生した場合、子供には注意が必要
梅ジュースを作った時、ビンの中に白い泡状のものが発生する場合があります。これは梅が発酵し、アルコール化する現象です。
梅ジュースは発酵するとコクが出て、より美味しくなると言われていますが、お酒の弱い人や子供が飲む場合は、少し注意してあげてください。
③ 若い青梅をそのまま食べないように
青梅には毒素があります。大量に食べると、目まい・呼吸困難などの症状が出ることもあります。
ただし、加熱処理を行ったり、砂糖やアルコール漬けにすると毒素は抜けてしまうので、問題なく食べられます。
ジュース作りの際に、子供が誤って齧らないよう注意してあげてください。
梅シロップ(梅ジュース)の作り方(YouTubeより)
梅シロップ(梅ジュース)作りに使う密封瓶はこちら