スーパーに行けば一年中売っている野菜でも、それぞれ旬がある事はご存知の通り。
今回は夏に旬を迎える野菜の特徴をお伝えします。
これで夏バテ防止にもなっちゃうかも?
代用的な夏野菜6種
<トマト>
6月~10月の夏秋トマトは北海道・茨城・福島で約3割を生産しています。
食べごろは6月~9月にかけてで、品種も多く、「桃太郎」は絶品です。
<スイカ>
ほぼ全国で栽培されており、北は北海道、南は沖縄まで一年中栽培されています。
人気野菜ということもあり品種、形状ともに豊富です。
<オクラ>
美味しい時期は、7月~9月とされており、植え付け時期が4月上旬~6月下旬になり収穫時期が6月~9月下旬までとなります。
成長し過ぎたものを食べると硬く、煮ても筋張ってまずくなるので注意。
<キュウリ>
きゅうりの植付時期は4月上旬~7月下旬で収穫時期は6月上旬~9月下旬までです。
5月~9月が美味しい時期とされています
<ナス>
ナスも6月~9月が美味しい時期です。
ナスの植付時期は4月上旬~6月上旬で収穫時期は6月中旬~10月上旬になります。
<カボチャ>
おいしい時期は6月~7月。
主流は全体に凹凸のない西洋かぼちゃです。日本かぼちゃはホクホクとして甘味が強く、皮の色が黒っぽく中心から放射状に深い切れ込みがあります。
選び方は、 身が詰まっていて、ずっしりと重みがあり、色の濃いものがGood。
よく出回るのは、北海道のカボチャで9月~12月頃に見かけるのですが、旬は7月~12月とされており、品種が多く保存が利くことも知られています。
栄養や効用
<トマト>
カロチン、リコピン、ビタミンC、カリウム等を含み、免疫力を高め、がん予防、細胞の活性化や老化防止。
<スイカ>
利尿作用、高血圧、尿道結石、二日酔いに効果ありといわれ、シトルリン、ビタミンA、B、C、カルシウム、カリウム鉄分等を含みます。
<オクラ>
あのネバネバな部分(食物繊維)にインシュリン相当の効果があり、ビタミンB、C、D、E、K、リン、マンガン、亜鉛等も含みます。
<キュウリ>
ビタミンA、B、C、D、E、K、鉄分、葉酸、セレン、コリン等を含むものの含有量は低く、カロリーも低いですが、利尿作用や体を冷やす効果があるといわれています。
<ナス>
マグネシウム、亜鉛、鉄分、カリウム、ビタミンB、C、D、E、K等を含み、ナスニンには活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用があります。
ガン抑制に効果的だともいわれています。
<カボチャ>
ベータカロテン、ビタミンA(豊富)、B、C、D、E、K、亜鉛、鉄分、リン等を含みます。
冷え性、体力回復、風邪の予防、貧血、精力減退、前立腺肥大、高血圧、動脈硬化、老化予防になるようです。
おいしい食べ方
定番といえばカレーでしょうか。他には、パスタ、チャーハン等が挙げられますね。
色彩豊かな夏野菜ですから、味はもちろん、見た目にも綺麗なのがうれしいですね。