ウェルカムボードとは、結婚式披露宴の会場前に置き、ゲストを迎えるためのボードのことです。
新郎新婦からの「来てくれて、ありがとう!」という気持ちを伝えるためのボードですが、そこに描かれるメッセージは様々です。
そこで、ウェルカムボードに書くメッセージ例を紹介していきます。
どんなことを伝える?
まず、ウェルカムボードに書くべきこと(書いた方がいい事柄)は、次の3つです。
・新郎新婦の名前
・結婚式の日付
・ゲストへのメッセージ
ウェルカムボードとは、ゲストに「私達の結婚式会場はここですよ」と知らせる役割を果たしますので、名前・日付を入れるのが定番です。
ただ、どうしても入れなくてはいけない、というわけではありませんので、「デザイン性を重視した結果、名前や日付を省いた」というカップルも少なくありません。
英語での定番
ウェルカムボードに入れる英語のメッセージの定番には、次のようなものがあります。
① 「Welcome」「Welcome to our Wedding」など、“ようこそ”の意味
② 「Happy Wedding」など、“おめでとう”の意味
③ 「Thank you」「Thanks」など、“ありがとう”の意味
④ 「Forever」「Together Forever」など、“永遠に”の意味
「Happy Wedding」や「Forever」など、日本語にすると、「これってゲストへのメッセージ?」と思えるものも、英語だとスタイリッシュでお洒落な印象になるので面白いですね。
英語ですと単語で気持ちを伝えられるので、「Welcome&Thanks」「Thank you&Forever」というように、これらの言葉を組み合わせても、長くなりすぎず上手くまとまるので良いです。
日本語での定番
「高齢者の親戚がいるから」「分かりやすく伝えたい」などの理由で、日本語でメッセージを入れるカップルも多いです。
日本語のウェルカムボードメッセージとして、次のようなものがよく使われています。
① 「ようこそ」「来てくれてありがとう」
② 「寿」
③ 「ありがとう」「感謝を込めて」
④ 「幸せになります」
日本語の場合、気持ちが伝わりやすいというメリットがありますが、どう端的に表現するかや語呂合わせなど、デザイン性を考える時に難しくなってくるというデメリットもあります。
ウェルカムボードのデザインや、披露宴会場の雰囲気などに合わせて、英語を使うか日本語を使うか、二人で相談して決めていきましょう。
オリジナリティを出したい人
「ありきたりのメッセージじゃ嫌!」という、こだわりカップルの場合、ウェルカムボードメッセージを考えてくれる専門店もあります。
例えば、二人の名前の漢字を使って、ポエム調のメッセージを作ってくれたり、あいうえお作文のようなメッセージを作成したりと内容は様々です。
一生に一度の結婚式なのですから、分かりやすさに重点を置くか、オリジナリティに重点を置くかなど、二人らしいウェルカムボードを作成して、良い思い出になるといいですね。