普段見落としがちになるエアコンの掃除ですが、クリーニングを怠ると様々なデメリットを発生させます。
そうかと言って、業者にエアコンクリーニングを依頼すると、1台1万円から2万円くらいかかってしまいます。
そこで、自分でエアコン掃除を行う際のコツ、注意点をご紹介します。
エアコンクリーニングの重要性
エアコンは汚れが目に見えづらく、手の届かない位置にあるため、掃除を行わない家庭が多いです。
ですが、こまめなエアコン掃除は、次のようなメリットが挙げられます。
① エアコンの威力アップ
エアコンの吹き出し口、フィルターのゴミを取り除くことで、エアコンの風力がアップします。
「最近エアコンが効きづらくなった」と思っている人は、掃除を行った方がいいかも知れません。
② 節電効果
エアコンの威力がアップすると、その分設定温度を高く(暖房の場合は低く)出来るので、節電効果があります。
③ ハウスダストやホコリの拡散防止
エアコンの空気は部屋の中を循環します。エアコン自体が汚れている状態であれば、その汚れを風とともに部屋中に広げていることになります。
自分で出来るエアコン掃除~フィルター
フィルター掃除は、自分でも簡単に出来る箇所です。エアコンからフィルターを取り外し、掃除機をかけるだけで、溜まったホコリのほとんどが簡単に除去出来ます。
《コツ》
・大体2~3週間に一度行う。
・汚れがひどい場合(ヤニなど)、重曹を使って掃除する。
《注意点》
・光触媒空清フィルターなど特殊なものの場合は、掃除前に取扱説明書を確認する。
自分で出来るエアコン掃除~吹き出し口
吹き出し口の掃除は、ホコリやハウスダストを部屋に拡散させないよう、きちんと行わなくてはいけません。
水で濡らした布を使い、拭き上げましょう。
《コツ》
・汚れがひどい場合は、中性洗剤を水で薄めたものを使いましょう。最後はしっかりゆすいだ布で拭きます。
・ルーバーは手で動かしてきちんと閉まらなくなっても、電源を入れるときちんと戻るので大丈夫です。
《注意点》
・吹き出し口掃除は、エアコン内部に触れるので、必ずコンセントを抜いてから
エアコン内部の掃除
ホームセンターには、エアコン内部を清掃するためのエアコン洗浄剤が売られています。
ですが、エアコンを分解する必要があるので、素人が行うと故障の原因になってしまう恐れもあります。
また、エアコン洗浄剤を使うと「余計に汚れやすくなる」「薬剤で排水ホースが詰まる」「水漏れする」といったことが起こる可能性があります。なるべくはプロに頼んだ方が良いでしょう。
もし、どうしても自分で掃除を行う場合は、分かりやすい動画があるので参考にしてみて下さい。
自分で出来る!エアコンクリーニング(YouTubeより)
http://youtu.be/S-s5tEiPde8